3歳なりたてのペンギン大好きな子と読みました。
ある日パパペンギンはママペンギンから、自分たちの子だと卵を渡されました。
どこに行くにも連れて行っていたのに、アイスが食べたくなって目を離した少しの間に子どもたちが消えてしまい…
子どもはペンギンが主人公なことに喜んで、最後まで楽しく読めました。オチで子どもたちが入れ替わっているのが気に入ったようです。こういう、わかりやすいボケってこの年頃はすごくうけますよね。
パパペンギンも、いやいやちょっと違うよ!ってところもあるし、アイス食べに放置は絶対ダメだよー!と思うけれど、新米パパなりに卵を可愛がっていて、なんだか憎めない感じがしました。
新米ママだった頃の私はパパペンギンと逆で、神経質すぎたなーなんて懐かしく思いました。今の私が当時の私を見たら、もしかしたらこのパパペンギンみたいに空回っていたり、いやいや違うよー!と思うところがあるのかも。でも、もっと肩の力抜いて、が一番かな?
子どもと楽しめる本だけれど、一番お勧めしたいのは、新米パパママだなぁと思いました。生まれたての赤ちゃんと一緒に読んでほしいな。
神経質すぎるくらい頑張っているママさんパパさん、そんなママさんやパパさんから見たら違う違う!ってなっても必死に頑張っている他の家族メンバー、お互いが頑張っているんだなって改めて感じられる本だと思いました。肩の力を抜いて楽しんで育児できるきっかけになるんじゃないかな。勿論子ども放置はダメだけれど!笑
そして子どもが大きくなったとき、一緒に読んで新米パパママ時期を懐かしみつつ、パパペンギンに時々ツッコミつつ読めたらいいなぁと思いました。うちも下の子がまだ1歳なので、また2年後に家族で読み返したら育児に奮闘する懐かしい思い出と共に楽しめそうです。