高校生の娘の春休みの課題に
SDGsについてのレポートというものがありました。
娘は17の項目のうち「安全な水とトイレを世界中に」という項目を選んでおり
日本では当たり前に、蛇口をひねれば出てくる水を手に入れるために
膨大な時間と労力をかけている人たちがかなりいることを知りました。
この本は、そんな
膨大な時間と労力をかけている人たちの日常を
淡々と描いています。
生きるために必要な水を最優先で生活するため
水をくむ以外の時間がほとんどないようです。
なんのために、こんな非効率な生活になってしまうのか
(水道はないにしても、水のそばに住むとかできないものなのか・・)
疑問もありましたが
なにより
自分たちのあたりまえが
こんなにもありがたく尊いことだと感じました。
このコロナ禍で
安全で清潔な水のある暮らしが
いろんな面でプラスに働くのだと、感慨深く思いました。