「クリスマスの三つのおくりもの」シリーズの1冊です。
こちらは、末っ子次女のれいちゃんのお話。
クリスマスの夜、サンタさんのことをベッドの中で待つれいちゃん。
なかなかやって来ないサンタさん。
ずっとずっと待っても、やって来ないのでサンタさんを捜しに外へ、・・・。
クリスマスの夜は忙しいんでしょうねぇ〜、サンタさん。
それにしても、あわてんぼうですね。
袋が破けている事に気づかないんですから。
袋からこぼれ落ちるおもちゃを両手いっぱい前が見えなくなるくらい抱えた、れいちゃんが可愛いですね。
袋の綻びを縫うサンタさんにやれやれと思ったら、れいちゃんまでおもちゃに間違えて、・・・。
れいちゃん素敵な経験ができましたねぇ。
プレゼントの入ったサンタさんの袋の中に入るって、こんな気分かしらって、れいちゃんに思わず感情移入しちゃいました。
このあたりで、これはれいちゃんの夢かしら?なんて思ったら、いえいえ小さい読者さんをきちんと納得させてくれるエンディングでした。
これは、やはり三冊セットでプレゼントしたいシリーズ作品ですね。