にこやかな家族の嘱託の風景
学校での授業、鳥の絵を描いて・・・
という
普通の生活からの
ランチタイムのあすぐあとに
せんそうがやってきた
え・・・・
突然の「ひとりぼっち」
逃げて
移動して
それでも、戦争は追ってくる
自分の居場所がない・・・
受け入れてもらえない・・・
どんなに辛いことでしょう
どんなに淋しいことか
生まれた国ではない国で
学校では、以前の自分と同じような授業風景
でも、その学校の先生は
言います
「あなたの場所はありません。
わかりますね。
いすがないのです。さあ、いきなさい」
この先生は、どんな気持ちなんだろう・・・
「わたし」の戦争は、ここにも・・・
でも、最後に
椅子に座った笑顔の姿を見れます
「椅子」だけでも
安心してしまう
平和ボケの
きれいごとしか考えていない私には
あとがきにも考えさせられます