こまいぬのつぶやきが淡々とつづられています。
中国のこまいぬははじめてみましたが、愛くるしい顔なんですね。
村の歴史を見続けて守り村の人々の成長を見続けて守り・・そんな
根のはったこまいぬの存在の重さに胸が打たれました。
こうして誰かが見守っていてくれるというのは本当に安心しますね。
村人が大きくなって村を出て行く、みんなは私のことを忘れてしまうだろう・・・とつぶやくこまいぬは少し寂しそうです。
それでも、はっきりと わたしはみなのことはわすれない と言うこまいぬの気持ちがすごく温かくて故郷っていいなぁと思います。
村を出た人たちも、きっと心のどこかに忘れないでいるのだと思うのです。
自分の歴史の隅にいつもいた・・こまいぬ
これを、何歳の子どもに読んであげたらいいのだろう・・・と悩んで絵本ナビさんを見てみましたが、子どもの年齢があがっていなくて残念でした。
小学生高学年なら、感じるお子さんもいるでしょうか・・?