題名通り、「あめふりくまのこ」を始めとする雨の日の詩が収録された絵本です。
たとえば、「あめのひのママ」という詩、親子で別々の傘をさしているとママが「よそのひとみたい」と感じてしまう子ども、「ママのかさにいれて」というのが、とても微笑ましいです。うちの子どもは一人で傘をさしている時は嬉しそうにしているので、ママと違う傘で寂しいという気持ちは想像しませんでしたが、こういう心情もあるかも。
子どもの視点から見た雨の日や、動物たちの視点から見た雨の情景が描き出されていて、初めて親子で読む詩集としていいかなと思いました。「あめふりくまのこ」は親子で歌えます。