小さな男の子が、おばあちゃんちまでひとりで歩いていくお話。
おばあちゃんからの電話に男の子が応対する場面ではじまります。電話のこちらがわの声(男の子の声)だけが書かれているのも臨場感があって、娘はたちまち本の世界にひきこまれました。
あわてて電話にでて、ミニカー蹴飛ばしちゃったのかな?と絵のこまかいところまで楽しめます。
短い道のりですが山あり川ありで子どもにとってはちょっとした試練(?)です。ひとりでのりこえておばあちゃんに会えたときは本当にホットしたことでしょう。
途中でつんでお土産にしたお花、しっかりにぎりしめていてしおれちゃったのかな・・・でもちゃんと花びんにいけてくれるおばあちゃんもすてきです。
おかあさんから離れて外の世界を知る2〜3歳頃にオススメの本だと思います。