娘も2歳を過ぎ、少しずつ自我が芽生えてくるのを感じる今日この頃。
ちょっとした「冒険もの」の絵本を読んであげたくなり、探していたらたまたま見つけた絵本です。
林明子さんのきれいな挿絵に惹かれて手に取りました。
が、なんと素敵なストーリーだこと!!
マーガレット・ワイズ・ブラウンさんの絵本は初めて読んだのですが、他の作品ももっと読んでみたくなりました。
大人は一切手伝わずとも、子どもは自分の力で道を切り開く。
危なっかしくてもいい。
最後はホッとする結末。
大きな大きなチョコレートケーキには、私も娘もちょっとびっくりしたけれど、迎えるおばあちゃんはきっとそのくらい嬉しいんだろうなぁ…。
訳も自然で、とてもきれいな日本語だと思います。
見開きページにおける挿絵の大きさや使い方なども絶妙です。
これは名作。
オススメです。