クリスマス絵本らしく、とにかく独特の赤い色が、とても印象的な絵本です。
表紙からして全体的に赤みがかって描かれていて、その色彩から楽しみなクリスマスの温かさを感じることができます。
内容もとても素敵なお話で、フィンランドに住む、サンタクロースと小人達の様子を本当に細かく描いています。
こんな村があるのなら、一度は遊びに行ってみたいと大人の私ですら思う素敵な所です。
でも、小人達が、自分達と同じように学校へ行き、工作や語学などを一生懸命に学んでいることに、子供たちは驚いていたみたいです。
だから、その後に出てくる、
クリスマスのまえには、きちんとはをみがいたり、しゅくだいをやったり、じかんどおりにねたり、おかあさんのおてつだいをするのをわすれないようにね。
という件も、自分達も頑張らないと、と素直に受けとめていた様子。
だって、殊更私も、力を入れてここだけゆっくりと読みましたから・・・。
みんな「よい子のリスト」から外されたら大変ですものね。