降矢ななさんの絵だったので選びました。
おっきょちゃんという女の子が川で遊んでいると、かっぱが現れて川の中のお祭りに行こうと誘われ、おっきょちゃんはついて行ってしまいます
。
川の中に居るうちに、お母さんのことを忘れ、お父さんのことを忘れ、川の外のことを全て忘れてしまったおっきょちゃん・・・。
お母さんたちのことを完全に忘れ、かっぱの子として暮らしておるおっきょちゃんを見るとちょっと怖いですね。
かっぱという存在が、人間の敵なのか仲間なのか・・・このあとどうなってしまうのか、ドキドキしながら読みましたが、最後にはちゃんとお母さんの元に戻れてほっとしました。
その戻り方がとてもユニークですね。娘も「ももたろうみたい!」と笑っていました。
お話は結構長めなので、年中さんあたりから小学生くらいにお勧めです。