このおふたりの絵本。
いつも面白いので表紙だけ見て借りました。
5歳なりたての息子にはちょっとまだはやかったかな?と正直な感想ですが、
とっても不思議な世界に迷い込むお話。
文章が長いのと独特な言い回しもあるので、読み手は何回か練習してから読むほうが、聞き手は聞きやすいかもしれないですね。
私はおっきょちゃんがなかなか上手に読めなくて・・・。滑舌悪い。笑
そして、内容は冒頭にもお伝えしたようにとっても不思議な世界な迷い込むお話。
おっきょちゃんはきよという名前の女の子。
夏に川遊びをしていると、川からカッパが現れてカッパの世界に迷い込みます。
カッパへのプレゼントにきゅうりを渡したおかげですっかりカッパの世界に受け入れられたおっきょちゃん。
カッパの世界の食べ物を一口、二口食べるうちに人間の世界のことを忘れてしまいます。
ここでちょっと息子は深刻な顔に。笑
お母さんのことも忘れて、カッパの世界で楽しく暮らすおっきょちゃんですが、ある人形をきっかけにお母さんのこと・家族のことを思い出します。
さあ、おっきょちゃんは元の世界に戻れるのか!?
息子も緊張した様子で聞いていました。
5歳の子供にとって、家族のことを忘れてしまうことほどこわいことはないですよね。
まさかのスイカの使い方にはびっくりですが、カッパたちは悪者ではなくて本当によかったです。
読み終わったあと、川でカッパに会っても着いていっちゃダメだよと私が言うと真剣な顔でうん。とうなづいていた息子なのでした。笑