題名通り、「いとまきのうた」などが収められた詩集です。たむらしげるが絵を描いているので、その絵に興味を惹かれた息子が選びました。
「いとまきのうち」は「こびとさんのおくつ」がある1番目しかしらなかったのですが、4番目まであるのをこの本で知りました。
印象に残ったのは、「チューリップ」の詩で、チューリップが機械のような不思議なチューリップ、ロボットが水をやっているのが、近未来的。「ロボットSOS」などの作品があるたむらしげるならではと思いました。
ページごとに詩の雰囲気が変わり、絵も前とは関連なくガラッと変わるので、ミニシアターをいつくも見ているような気がしました。