「3びきのかわいいおおかみ」を読んで、気になり手にとりました。
読んでみて、ビックリ仰天。
自分の記憶の中の「こぶた」ではなかったのです。
イギリスの昔話であるこの本では、ぶたの兄弟は順番におおかみに食べられてしまいます。
最後のレンガの家では、ぶたがおおかみを食べてしまいます。
しかも、そのあと幸せにくらしたそうな。
息子はぶたが死なない話も、この話も知っていました。
昔話はとても残酷な面があります。
せめて、食べる場面が絵になっていないのが救い。
幼い子には話ができない。
それでソフトなお話が作られたのだろうか?
「3びきのかわいいおおかみ」と一緒に読んでみてください。
多分、現代の絵本では、これほど残酷な話は書けないのではないでしょうか。