春にかえるのお母さんが田んぼに999このたまごをうみみました。そして、どんどんおたまじゃくしになりましたが・・・。あれれ?一番最初にうんだお兄ちゃんはいつまでたってもうまれてきません。「ぐーすーぴー・・・」と寝てるんです。弟たちは、もう手も足もはえてきたので、母さんは「いいかげんにおきなさぁぁぁぁーい!」と。すると、おおきなおおきなおたまじゃくしのおにいちゃん。弟たちは大喜び。ある日、兄弟でかくれんぼをしていると、おたまじゃくしを食べることが大好きな蛇がやってきました。蛇は、おにいちゃんを食べようと追いかけまわします。弟たちが、蛇のしっぽをつかまえましたが、振り払われ・・・。おにいちゃんは、あっちへいったり、こっちへいったりと逃げ回りました。すると・・・、蛇は追いかけているうちに、蛇結びになってしました。弟たちは「おにいちゃんすごーい!」と尊敬のまなざし。そして蛇はもう2度とやってこなくなりました。
絵もかわいくて、内容もおもしろいです。虫に興味を持ち始めたときに読んであげると、大喜び。おたまじゃくしがいっぱいのページだったり、最後のページでも「これがいい!」と指をさしたりして、楽しんでます。