3歳4ヶ月の息子が、図書館で借りてきました。
彼はなぜか最近、ムーミンに興味があるようです。
これは、息子にはちょっと長かったけれど。
絵がやはり、とても素敵。
「ルビーの王さま」、「飛行おに」など何だか独特の世界観がありました。
が、ちょっと気になったのは、ストーリーの流れ。
何だか、長い話を短く切り取ったようなのです。
「たのしいムーミン一家」という本の
ストーリーの一部分の要旨のみを簡単に絵本にして、
その細部や言い回しが省略され、
読んでいても面白みに欠け、残念でした。
ルビーの王さまは、そして最後はどうなったのか、
これではちょっとよく分からず。。
原作はヤンソンさんでしたが、やはり文の構成は日本の方でした。
絵はかわいいのですが、
やはり、原作をそのまま訳した文庫本を読んだ方が
その楽しさがわかると思います。
息子もそれほど楽しくはなかったようでした。