平和って何だろう
いざ伝えようと思うと、考えこんでしまう
教育学者の堀尾輝久さんが翻訳した、アメリカでトッド・パールによって描かれたカラフルで楽しげな絵本
シンプルだけど平和ってつまりは、そんなことなのかか、と感じさせてもらえる一冊と出会った
子どものことばで伝えられる平和ってなぁに
自らの中や近くにあって、
手に入れることをあきらめたり、
手放したりしないで生きる気持ちを認識すること、
その力を育てることがいっそう必要と感じながら、戦後64度目の夏をすごし、出会った本のひとつ。
そして、この秋、娘はこの中の一節を身に刻んでいることを教えてくれた
娘がママの小さい時のお話して、というので、泣き虫だった話や、1人のお留守番の話や、お隣のおばさんの話をした。
ママやパパがいなく泣いているときも、お熱で1人で寝てる時も、二人ともがお仕事で出かけてしまっている時も、お隣や近くのお家の大人が面倒をみてくれた話を聞いて
「ママ、それは”平和ってこと”だね。平和がいっぱいあって、いいなぁ」と言った。
絵本の『ピースブック』には、平和ってなあにの、問いかけの答のひとつに、困ったときに助けてくれるヒトがまわりにいることと書かれている。
むむちゃんの、平和がたくさんあっていいなぁ、は、ステキな言葉。
あの絵本が、むむちゃんにしっかりと入っていることと、たくさんの助けてくれるヒトがいるのは、うらやましいことと感じていることを知ることができた。
夜の長話、そろそろお休みなさいしようか、と終わりにした。
平和ってなあに。ピースブックは、子どもののぞむ平和って何かも、教えてくれる