楽しい本かなと思って手に取ってビックリ。
こんなに重い本だったとは。
僕がラーメン食べてるその同じときに、遠くの国の子は…。
平和な国で暮らしているとそういうことも忘れてしまいますよね。
小さい子には難しいですね。文章は難しくありませんが、テーマを理解できないのではないでしょうか。
小学校高学年以上、むしろ中高生にも読んでもらいたい絵本です。感想文を書いてもらったらどんなふうに書いてくれるかな。
世界平和や子供の人権を考える手段として身近なことから始まるこの本は、とてもわかりやすく気づきも多いですよね。
「ただ読んで終わり」ではなく「考える時間」も必要な本です。必要ならば解説をして、どんなふうに感じたか親子で話すといいのではないでしょうか。
小学校の読み聞かせでも使いました。
正直、読み聞かせはちょっと難しい本だなと感じています。
ある程度の年齢にならないと理解できませんし、それを理解できる年齢だとしても、テーマが重いので読み聞かせをする時間帯や本の組み合わせや読む順番にも配慮する必要があると思います。私が担当する読み聞かせは基本朝なので、朝から重い話で締めくくってしまうのもどうかと思うのです。
何度か大笑いされてしまいました。最後の倒れていたときも…。
本の真意は伝わっていないのは間違いありません(涙)。
繰り返しのパターンが面白かったのでしょうか。どうして面白かったのか聞いてみればよかったな…。
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読み聞かせに使った学年:4・5・6年
子供の反応:★★★☆☆(無言で考える)〜★★★★★(大笑い)までいろいろ
所要時間:3分程度