びっくりしました。
いつもの長谷川さんの絵本だとおもって手に取ったら。
ぼくがラーメン食べてるとき。
となりのみけがあくびした。
となりのみけがあくびしたとき・・・と
同じ一瞬にせかいのあちこちで起こる出来事。
同じ時間に、砂漠で倒れている子供がいる。
同じ人間なのに。同じ子供なのに。
世界のいろんな問題は、非日常の無関係な出来事なのではなく、
私たちが何気ない日常をくらしていく中で同時に起きていること。
そしてそれは私たちにも関係のあること。
こんな重大なテーマを、こんなにさらっと、しかもユーモアを交えて描き、それが余計に衝撃となって心を打ちました。
3歳の息子にはまだわからない世界。
また大きくなったときに、もう一度読んで一緒に考えたい絵本です。