こんな風に、ひとつづつひとつづつ、子供は自分でできることを増やしている。そんな想像が働く、素敵な絵本でした。
お風呂というのは、一日の最後をしめくくる仕事。
親子ともに疲れている時間帯な上、「入っても入らなくてもいいもの」ではないので、これが一人でできるというのは、一人前になるための登竜門だと思います。
親としては「できるんだから、自分でやんなさい」とある日を境に手を放したくなる。でも、子どもには子供のペースがある。そんな時にこんな素敵なお助けマンがいたらいいのに。
このカッパは、そんな双方の味方です。
子供は「急にカッパが出てきたら、びっくりしちゃうよ〜」と言っていましたが。ここでいうカッパ的な存在のものが、うちの子にもいるといいな、と思いました。