主人公が「かえる」って、いうのはよくありますが、主人公の相棒が「とかげ」って、珍しいですね。
変身ごっこ自体も、あるもので物語を作って、お話ごっこするのも、幼稚園くらいの子どもたちには多いですよね。
うちの子もよくやっていたので、懐かしく読みました。
稲垣歩子さんの独特(個性的)な絵に、くすぐられるような魅力を感じて、何冊か読んでいます。
今まで読んだ稲垣さんの作品の中では、この作品が一番絵がうまかったです。
「いねむりおでこのこうえん」の時は12歳だった作者も、
大学を卒業して、ハレて絵本作家になってたんですね。
それも、この本は2007年出版だから、わりと最近の作品でした。
勉強してるな〜と、思いました。
どちらかというと、うちの子よりももう少し小さいお子さん、幼稚園くらいから、小学校低学年のお子さんにお薦めしたいです。