表紙の、にっこり笑っている男の子と、どう見ても怒っている鳥たちの
対比が面白くて、一体どんな話?と気になりました。
ケガした鳥を連れて帰ったハリーは、サリーと名をつけてかわいがります。
でもサリーは渡り鳥。仲間の鳥たちが迎えに来て待っているのに、
ハリーは別れたくなくて、サリーを家に閉じこめたまんま。
早く鳥を逃がさないと、寒くなるのに!とハラハラしながら、読み、
ずっとその緊張が続きました。
そして、最後のオチ。
「わっ!」と娘が大声で驚き、そしてゲラゲラと大爆笑。
私としては「そんなに面白かった?」と不思議なのですが、こんなに
爆笑した絵本も久し振りだったような気がします。
私は私で、ミミズかなんかの餌を乗せた皿を片手に会話している
お母さんとハリーの姿がツボにはまり、笑ってしまいました。