お正月をテーマに検索していて出合った本です。
どうぶつ句会、ということで、ふくろうや鳩、きつね等の動物達が
俳句を作る会の楽しい様子です。
3話あって、音、投句、お正月のテーマでした。
あべ弘士さんといえば、旭山動物園の飼育係の経歴が有名ですが、
それだけに動物については詳しく、それぞれの自然観に基づいた俳句は
お見事!です。
オノマトペというのは「ワンワン」や「きらきら」といった擬音・擬態・擬声語のこと。
そのとらえ方によって、新鮮な表現になるのですね。
投句では、世界中からの作品が集まり、視点がよりグローバルに。
お正月のお題では、動物達らしい感性が素敵でした。
俳句の学習のお供にいいのではないでしょうか。