「しずかな しずかな まひるです みんな ぐっすり ねむっています」で始まり、「みんな みんな ねむっています しずかな しずかな まひるです」で終わるのですが、ねこも、時計も金魚もカーテンも、なにもかもが眠っています。でも最初のページをめくって目に入った、子どもと大人の(あるいは大きい子どもの)ダイナミックな足の裏を見る限りでは、「しずかな」がピィ〜ンときません。むしろ寝息や軽いいびきが聞こえてくるように感じました。
暑い暑い夏のお昼過ぎ。今年は特に暑かった! しかし片山健ワールドでは、暑さよりも心地よさが伝わってきます。
真夏にぴったり!の絵本です。