「ぼく おかあさんのこと・・・」
「キライ!」
うさぎのぼうやがなにやら、お母さんのことで悩み事。
その理由は・・・?
「あさはおねぼうだし」
「すぐおこるし」
「ドラマばっかりみてるし」
でも、一番気に入らないのは、
「ぼくが大きくなっても、ぼくとはけっこんできないっていうし!」
そして、ぼくは、もうおかあさんにさよならすることにしました。
でもね、やっぱりおかあさんが大好きで、戻ってきちゃうんだ。
最後に、「うれしいとも!」って抱きつくところが、なんともうれしい。
この絵本、きっと世のお母さんたちの心をぐっとつかむと思います。
うさぎのぼうやがお母さんをキライな理由であげたこと、
思い当たる人いっぱいいるんじゃ?
もちろん、私も・・・
そして、男の子のママなら一度は言われてみたい
「ぼく、おかあさんとけっこんする!」
おかあさんとは結婚できないといわれて、すねてるうさぎのぼうやがほんとにかわいくて仕方ありません。
おかさんが嫌いってすねてるぼうやのしぐさや表情がとってもいい。
そして、ぼうやがでていった後の、おかあさんの寂しそうなうなだれた顔。
胸がキュンとなってしまいます。
読んだ後、何度も息子をぎゅーっとしてしまいます。
お母さんっていう存在は、こどもにとっては全世界。
お母さんは常に自分のこと考えていてほしいし、
やさしくて、笑顔で、ぼくのことが一番すきじゃなきゃいや!
そんなこどもの気持ちがよく伝わってきます。
ぜひ、育児に疲れたときに読んでみてください。
とても、幸せな気持ちになれるはず。