スケールの大きい絵本です。
「ちきゅう」というものがテーマとなっている時点でスケールは
必然的に大きくなるのでしょうけれども。
最初のページで、もう、ぐっときてしまいました。
「ちきゅう。このおおきなのりものに のって、
ぼくたちは うちゅうを たびしている。」
うーん。いいなあ。気持ちのいい風がびゅうっと吹いてきそうです。
天体にはそれほど興味がないように思っていた娘も、
「じてん」や「こうてん」について真剣に聴き(おままごとのトマトが
近くにあったので、それを地球に見立て、ぐるぐるまわしながら
娘のまわりをまわってあげたら大喜びしました。その後、娘がトマトを
まわしながら私のまわりをまわりました)、「なぜよるがちかづくに
つれてかげがながくのびるの?」と質問もしてきたり。
「ちじく」や「いんりょく」についても訊かれました。
読みながらなんだかわくわくしてしまう絵本でした。