作者はもともと絵や彫刻をやられていた方だったようです。
この作者のお話を読んだのは初めてですが、後書きの作者紹介を読むと、他の絵本もユニークな発想のものが多いようです。
ユニークといっても、ナンセンスな面白さではななく、ほのぼのと温かく、思わずにっこりしてしまうようなユニークさでした。
いつも時間に遅れる鳩時計を丹念に調べてみたら、学校帰りの子供たちがいうように、ただ単に中のハトが寝坊しているだけだったなんて、ホント間抜けな鳩時計もいたもんですよね。
イラストも、ご本人が描いているだけあって、物語の舞台であるスイスの田舎町が、ものすごくいい雰囲気で描かれていました。
ルイス・スロボドキンさんの絵本、魅力的で気に入りました。