物語が始まってしばらくしてから題名が出てくるあたり、まるで映画をみているみたいで、グイグイ引き込まれていきました。
白いところが、牛乳の色以外にはまったくなく、とてもきれいで、おしゃれな装丁になっています。
おはなしの展開も、意外なことだらけ。子どもは、「ありえなくって面白い」と言っていました。
牛乳ってこぼされたら、ふくのめんどうくさいし、くさくなるし、もったいないし、本当にイヤですよねー。
うちは毎日のように兄弟のどちらかがこぼしたりして、よくおこっていました。
この本を見つけて、牛乳をこぼされておこっていた私のほうが「ドキッとしました」。
そんな大したことないことで、おこらなくてもよかったかな〜。もっとおおらかにいこうよ、という気分になります。