図書館で佐々木マキの絵本を検索していたら出てきました。原作はペローで、訳が出口裕弘、絵が佐々木マキです。
私は子どもの頃、このペロー童話を小学館の世界名作全集で読んだのでとても懐かしく読みました。
佐々木マキにより、ねこが茶目っ気がありかわいらしく描かれています。人食い鬼もさほど怖くなく描かれていて好感を持ちました。
ストーリー的には、子どもの頃繰り返し読んだ本なので、オチまでわかっていましたが、佐々木マキの絵で内容も新鮮に感じました。
息子に「この絵本はおもしろいんだよ」と言ってから読んだら「おもしろくないじゃん」と言われました。
息子がおもしろく感じなかった原因は、文章の言葉が難しい点にあったようです。「計略」「恋のとりこ」「比類がない」など、5歳の子には難しいと思いました。