「てぶくろ」もそうですけど、ロシアやウクライナの民話って常識では考えられないことが起こる、不思議なお話が多いですよね。
「おだんごぱん」も、お婆さんが作ったおだんごぱんが脱走して、色々な動物に会って、みんなの前で歌を披露しながら転がり続け、最後はキツネに食べられてしまう。
大きな起承転結は無いものの、絵の素朴さとか、おだんごぱんの歌う歌に子供は惹かれるのか、読んであげると喜びますね。
私自身も子供の頃、大好きでした。
何で好きなの?どこが好きなの?って聞かれても上手く答えられないけど、心に残る、まさに不思議な絵本です。