5歳の娘と読みました。
ジルベルトはちょうど娘くらいの年頃の男の子。
一人で外遊びするジルベルトですが、
ジルベルトにとっては一人じゃない。
いつもかぜが一緒です。
必ずページに現れる「かぜ」。
実際には目に見えないもののはずですが、
この絵本では本当にこんな風に見えるんだ!というくらい、
素敵に描かれています。
背景が淡い色で、
他に目立った色がない絵本のせいか、
風のうごきがとっても印象的。
飽きることなくかぜと遊ぶジルベルトを見ていると、
あ〜こどもってかぜがふくだけでも楽しんだなぁ〜と
なんだかジーンときます。
大人は、「うーさむいー!」って、言うだけなのにね(笑)。
ちょうど娘がジルベルト君と同じくらいの年のときに、
一緒に読めてよかったと思った一冊です。