お母さんが病気ですが
お金がなく看病できません。
しかたなく息子はごんぞうおじさんに
お金を借りに行きました。
しかしおじさんはこれ以上貸さないと言って
貸してくれませんでした。
肩を落としていると一人のじいさんが
下駄をくれました。
これをはいて転べば小判が出る、
ただそのたびに背も小さくなると。
ひとまずお母さんの薬を買うために
一度小判を出しました。
それを聞きつけたごんぞうおじさん。
げたを取り上げて喜んで転んでます。
どんどん小さくなっていきます。
欲張りなおじさんは昔話につきものですが、
ごんぞうおじさんは相当の欲張りだと思いました。