貧しい家の息子が、おっかさんが病気でお金に困り、ごんぞうおじに借りに行きますが、貸してくれません。すると、一人のじいさんが、転ぶたびに小判が出てくる下駄をくれます。転ぶと背が小さくなるので、気をつけなくてはいけません。
欲を出しすぎるとよくないという典型的なお話です。昔から何にでも歯止めがきかない強欲な人がいたのでしょうね。
梶山俊夫の絵がとてもユーモラスでお話にとても合っています。お話もわかりやすくて、子どもと一緒に楽しめました。「たからげた」の絵本はこれだけではないようなので、他の絵本とぜひ読み比べしてみたいと思います。