7人兄弟のすえっこのOちゃんは、お兄さんやお姉さんにかわいがられて、おませな女の子です。
突然知らない人に電話をして遊びに来てもらったり、お姉さんたちの学校に遊びに行って、音楽の授業に飛び入りしたり、
わが子だったら頭が痛いかも・・・
現代のようにおもちゃがたくさんある時代ではないので、子どもたちはあるもの(ほとんどガラクタ)で工夫して遊んでいます。
今の子どもたちは新鮮かもしれません。
おおらかで、大人の目がありすぎず、なさすぎず、子どもにとってとても良い環境でしょう。
子どもが子どもらしく過ごせる時代ですね。
Oちゃんの行動に笑える子どもたちになってもらいたいです。
こういう質のよいユーモアの本をどんどん読んでもらいたいです。
そして、自分のOちゃんと一緒に、やんちゃをした気持ちになって、すっきりとした気分で読み終わってもらいたいなあと思いました。