なんとも胸にじーんとくる本でした。
この物語に出てくる鬼は、なんともやさしい鬼達です。
赤鬼は人間と友達になりたいのに、人間は彼を疑い怖がります。そこで青鬼が赤鬼の為に「悪役」をかってでて、
赤鬼と人間が仲良くなれるように芝居をします。
青鬼のおかげで人間と仲良くなれた赤鬼。
しかし、「悪役」の青鬼は「自分が居ては、せっかく人間と仲良くなれた赤鬼に迷惑がかかる」と黙って姿を消します。
話の内容は最高です。
我が家にある本は「いもとようこ」さんの絵で、その絵が
なんともやわらかく、話を一層暖かくしてくれます。
何度も何度も読み返したい絵本です。