あこちゃんがさんまを持っておばあちゃんの家へ・・・。
まず、子供たちがその魚に興味を持ちました。
そして、道案内で、猫にあげてしまう魚を見て・・・。
「あげちゃうの?」と不思議顔ですが、とうとう残り1匹になったとき「もうないよ!ねぇ、大丈夫?」ってすっごく心配していたことにびっくりしました。
あこちゃんがいろんな道を通って、いろいろなところを歩いていることに興味が向くかと思っていたら、持っている魚にばかり、興味がわくなんて・・・。
自分も、いっしょになって、「おつかい」をしているのでしょうか?
最後の一匹もあげちゃったことに、本当に驚いていましたが、でも、おばあちゃんが、「新しい友達」を連れて来てくれたんだね、といったとき、ほっとした顔をしていました。
怒られなくて、よかったね。とみんなで言っていました。
さて。実は、何人かで読んでいたのですが・・・。
子供たちが読み終わったあと、周りにいた大人がしたことは・・・巻末の地図を見ながら、あこちゃんがどうしてこんなことになったのかの原因を突き止めていました。(^^;)
あぁ、右と左が順番が逆だったんだね・・・。
こちらも、原因がわかって、一安心・・・と言う感じでした。
大人と子供で、全然見ているところが違う、面白い絵本でした。