ふたりは、仲間の目を逃れて、また会ってしまった。
お互いの友だちが、近くを行ったりきたりするのを気にしながら…それにしても、なんだか妙な雰囲気になってきました。
少しお高くとまっている『メイ』に、なぜか腰の低い『ガブ』
男女の関係、作者は、このように解釈しているのでしょうか?
この関係、これから先どうなっていくのか、ハラハラドキドキ…
オオカミとヤギのカップル、ふたりはよくても、周りが許せないとは、なんて残酷なんでしょう。でも、どうして、ガブはメイに惹かれるのでしょうか。本能を越えた何か、野生に逆らうもの、それがいったいなんだろうと、考えてしまいました。
動物の描き方、周りの風景、荒々しいなかにも細やかさを感じることができます。