「メイに、きれいな月を見せたい」それが始まりでした。でも、そこはちょっと危険な場所なんです。
ガブが誘ったその場所は、オオカミたちがよくくる山。
それでも、メイはそこへ向いました。何かあったら、絶対ガブが助けてくれるって、信じているから。
お察しの通り、メイはガブの群れの仲間に見つかってしまいます。
今回、霧のおかげもあって、オオカミたちに狙われたメイをガブはなんとか助けることが出来ました。
もう、ハラハラドキドキの連続です。
上の子は続きが知りたいらしく、あっという間に読み切ってしまいました。
今回の話の中で、わたしはこのくだりが好き。
「フフフ、たすけてくれてありがとう。」
「もちろんでやんす。だって、お、おいら、いまはヤギのにくじゃなくて・・・。」
がブは下を向くと小さな声で、ポツリといった。
「ヤギが・・・すきなんです。」
これからどうなる?!メイとガブ。