前作で、追い詰められたふたりは、激流の中に身を投げました。ふたりとも死んでしまったのか、とても心配しました。結局、ふたりは生きていました。そして、見知らぬ森へと逃げていきます。ほっとしたのもつかの間、そこにも追っ手がやってくるのです。
そして、ふたりは、洞窟の中へ入っていきます。
そこで、メイは、ガブにお願いをするのです。
本当に、容赦のない世界。もう、何度読むのを辞めようと思ったことか…辛くて辛くてたまりません。
メイのガブに対するお願いも、辛いものでした。
ふたりにとっては、何が幸せなのか、ふたりはどうあるべきか、救われる手はないのか、妙に真剣に考えてしまいました。
このシリーズの完結編です。期待をしながら読み始めたのですが、なんだか期待したものとは違っていました。