動物園で出会ってから、気になる存在のハシビロコウ。
見た目はそんなにかわいくないのに、
他の鳥たちが動きまわる中で、
じっと動かないマイペースさがなんだかかわいい。
この絵本のハシビロコウも、何をしても動かない。
でもただぼーっとしているわけじゃなく、
頭の中ではいろいろなことを考えていて、
大事な時が来たら、動く!
そんな様子に、ちょっとカッコよさすら感じてしまいました。
ページをめくるたびに出てくる
「うごきません」というセリフがテンポよく、
ハシビロコウ以外の動物たちもとてもユニークで、
子どもとも楽しく読み進められました。