表紙のおおきなおおきなカタツムリが印象的なこの本。
他のレオ・レオニさんの作品と同様、読後に「なるほど・・・・」と胸をつかれたような思いがする絵本です。
大きくなりたい、ちびかたつむり。お父さんに、自分が大きくなったら世界一大きなうちが欲しいと話します。するとお父さんは、たとえ話をはじめます。
この、お父さんのお話がすごいんです。
昔、同じように考えて実行にうつしたかたつむりがいたこと。
その結果どうなったか・・・。
それはぜひ、この絵本を手にとって見てください。
これがかたつむり!!とびっくりして、そしてその末路を見てしんみりしてしまうこと間違いなしです。
4歳の息子も、なにか感じるところがあったようです。
大きければいいってもんじゃない。
「身の丈にあった生活」これが一番。
最近、レオ・レオニさんの絵本にはまって次々に読んでいるのですが、今回の絵本もいろいろ考えさせてくれる本でした。