遠くに住んでいるおばあちゃんに「ぎゅっ」とだきしめることを届けたい…そんなコブタくんの想いに応えて、いろいろな動物がHUGのリレーをしていきます。届けてもらったおばあちゃんばかりでなく、届けるゆうびんやさんたちも幸せな気持ちに・・・読んでいる側も思わず笑顔になってしまいます。
もうすぐ10歳になる長男は、HUGを伝えていくこのお話をどんな風に受け止めるかナ?と、実は、読む前ちょっと思ったのでした。『ぎゅっ』とだっこにそろそろ照れが出始める年頃ですし。(HUGの習慣は異文化ですしね。)
でも、とてもいい表情をして聞いていて、読み終わった後「すてきなおはなしだね〜」と言っておりました。一番ウケていたのは、ヤマアラシさんがHUGするところ!痛くないかな〜などと言いながら、声をあげて笑っていました。
最後のページにはHUGが届いた後の、その後のストーリーが絵で語られていてそれがわかった長男は、にっこり。
おばあちゃんを想う「気持ち」という形のないものがHUGのリレーとして伝わっていく…実際には難しいでしょうけど、実現するとHappyだろうな!私もお願いしてみたくなりました。