飴やの階段に住むおばけのソッチは、飴やのおばあさんのお小言がいや
になり家出をしてしまいます。
飴やのおばあさんは、ソッチが可愛くてたまらないからついついお小言
を言ってしまうのです。ソッチのことが色々と心配になるから、お小言
を言ってしまうのです。きっと可愛い孫みたいに思っているのだと思い
ました。家出先が屋台のラーメンやさんで、忙しくて商売が繁盛して人
手が足りなくて飴やのおばあさんに頼んだから仲直りが出来たのです。
お話にどんどん惹かれて夢中になって読みました。
展開が面白いし、お話もてんてこ盛で人情もあり仲直りの仕方も学べま
す。ソッチのように勇気を出して素直に「ごめんなさい!」って謝れば
いいのです。そうすれば相手も素直に、「こちらも、ごめんなさい!」
ってなるのですから簡単だと思いました。
おばあさんは、任されて頼まれて頼りにされたのだから、嬉しくて張り
きって生き甲斐になったと思いました。
ラーメンやのおじいさんまでお小言を言えるようになって生き甲斐が
又一つ増えてよかったと思いました。とても楽しい絵本なのでお薦め
です。