ほとんどがはっぱのおうちの中での様子で一見地味な物語のように感じます。
でも、おうちのなかに次々と虫たちがやってきます。
また、虫のいる場所も徐々に移動しています。
こんな細かい違いが分かるようになったら、この絵本は充分に楽しめるようになると思います。
我が家では、長女が2歳半すぎたことから親しむようになって、虫の名前から移動先まで全部教えてくれるようになったのが3歳くらいだったと思います。ちなみに次女は2歳前半でまだあまり探せないようです。
しかし、はっぱのおうち という文字の中に隠れているはっぱはしっかり見つけて大喜びでした。
また、かまきりさんにむかって「だめ、こっちみないで」と怖がるところなんか小さい女の子そのものだと思います。
どちらかというと、虫が怖いタイプのうちの子は絵本の女の子と自分をダブらせて見ていました。
林明子さんの絵本は小さい女の子の主人公が多いので、自分の娘とついついダブらせてしまいます。
だから、女の子のお子さんがいらっしゃる方は、より絵本に愛着がわくと思いますよ。(私がそうかも)