話自体はリズミカルで、小学校低学年くらいのメルヘンなことが大好きな女の子が喜びそうな内容になっています。
1話完結で、字や絵も大きいので、低年齢で文字が読めれば読みやすい児童書だと思います。
ただ、なにぶんメルヘン世界の出来事なので、出てくるキャラクターが特異的で「そういうもん」と思って、読まないと理解しにくい面もあります。
今回はいたずら好きの「あなぼっこ」というやつが登場します。
このあなぼっこ最初は泥んこの子どもだったのに、水に濡れたら宝石の妖精「コハク」に変身してしまうのです。
このシーンがちょっと、大人の私には唐突に感じましたが、8歳の娘には、面白かったそうです。