小2の子供が夜になると「死」について考え込むようになりがちになったのをきっかけに「死」をテーマにした絵本を探して辿りつきました。
内容的にはとても素晴らしいと感じたのですが、少なくとも小学校高学年以上でないと理解しがたいかもと思います。
死神の位置づけがただ命を取って行く存在というのではなく、命あるものはいつかその命を終えるものという事実を明確に表現する存在として書かれていると感じました。
死神を見つければ大切なお母さんの命はなくなってしまう、でもそれは必要なこととして受け止め死神を探すポールの様子がなんともいえませんでした。
とても静かに、決して明るくはないけれど、厳かな雰囲気を感じさせる絵本でした。