私よりも娘がとても気に入りました。なかなか眠れない「がいこつさん」は、何かを忘れていたような気がして、思い出そうとするのですが、思い出せません。そこで、町へと散歩に出かけます。
設定がとても奇抜で、私はあまりこの本に感情が入りませんでした。でも、娘はなぜかこの本を読んでと度々言ってきます。
忘れていたことを思い出そうとして、ああでもない、こうでもないと、がいこつさんと、語り手(もしかしたら生きていた頃のがいこつさん?)のやりとりが面白く思えたのか、とくに「それもそうだな」のセリフをとても好んでいます。
青を基調とした、淡々と物語が展開していく絵本です。