はらすきーは野良犬仲間の元へやってきたハスキー犬です。
でもお腹がすくとつい食べ物を独り占めしてしまい、あちこちの町を追い出されてきたのでした。
ケンの仲間たちも怒り、はらすきーを追い出しますが、ケンだけははらすきーを見捨てることが出来ず、何も食べず死にそうなはらすきーを助けたいと仲間に訴えます。
仲間たちの食べ物を食べてしまったはらすきーは、何を思い、どんな気持ちでケンの優しさを感じていたのでしょう。
見違えるような姿になったはらすきーは、自分のことだけでなく、困っている野良犬を助ける優しさと強さを持つ犬に生まれ変わったのでした。
新しい町ではたくさんの野良犬たちに囲まれ、優しい瞳で幸せそうなはらすきーの姿が。仲間たちの中には、あしながの姿も見えますね^^
相手の立場に立って考えるということは、人間社会においてもとても大事なこと。自分だったらどうしただろう・・お話を通して色々なことを学べる絵本です。