この本を初めてみたのは、図書館でのお話し会でした。読み手の方は、「いぐいぐいぐいぐ、ごじゃらばごじゃれ、しゅるしゅる」のくり返し部分の読み方がとても上手で、子供たちも親たちもひきこまれていました。強弱をつけて歌うように読むのです。三つ目の言うとおり早口で、です。何度もくりかえすうちに、子供達も楽しそうに「いぐいぐ、、、」と声に出していました。
三つ目は最後、ばっさり切られてしまいます。けっこう残酷な場面ですが、昔話だとすんなり読めます。
黒い台紙にはり絵をしたようなレイアウトがすてきです。最後のページは手書きも文字も楽しめます。三つ目が、今は何になったか、最後まで読むとわかりますよ