もりの動物達は、冬にむけて食べ物などを準備しています。たぬきさんは、他の動物の準備を手伝ってあげたり・・・そうしているうちに辺りは暗くなってきて、仕方なく帰ることになりました。自分の食べ物を入れる袋はからっぽで、すごくさびしそうなたぬきさん。みんなに優しくしすぎて、自分のがなくなってしまったんです。でも、お家に帰ってみると、家の前には、森のみんなからのきのみやきのこ、はちみつが・・・。お友達に優しくすると、いつかはその優しさが自分にも返ってくることがお話しから伝わってきました。たとえ見返りがなくても、お友達に優しくできるといいね!と、子どもと一緒に読みました。心がほっと温かくなるお話しでした。