「ともだちや」の続編。前編でともだちになったオオカミさんとキツネさんが今度はイノシシさんとイタチさんが喧嘩をしているのを見かねてあることを思いつく。
いばりん坊のイノシシさんにイタチさんを大好物と換えますよと持ちかけ、友達のイタチさんを自分達の友達にしてしまう。はじめは大好物に目がくらんで、イタチさんのことはどうでもよかったイノシシさんが、離れてみると、自分にとってイタチさんがどんなに大きな存在だったか、そして自分がどんなにイタチさんに悪いことをしていたかを悟る。
そして今度は再びひきとりやさんを呼んで今度はいばりん坊の自分を仲間に入れてくれとお願いする。その時のはずかしそうな遠慮がちのイノシシさんがとってもいい感じで、大好きになりました。
悪いことをして、反省して又、お友達になる・・・。すごく大事なステップだと思います。いつも喧嘩ばかりしているうちの長男にすごくダブりました。いい本だと思います。